モモノキ&ナノネと一緒にRでグラフを描いてみよう
Rでデータを作ってグラフを描いてみよう。
ナノネ、統計ソフトRの使い方を練習するよ。前回に続いてグラフを作る練習をやってみよう。
OK、グラフ練習の続きだね。
前回は組み込みのデータ(cars)を利用して散布図を描いたよね。今回はデータを自作してグラフを描いてみよう。
データの作り方は?
配列データを作るときはc()関数を使うといいみたい。こんな感じで。
x <- c(1,2,3,4,5)
print(x)
y <- c(11,12,13,14,15)
print(y)
OK、c()で配列データが作れるんだね。散布図にしてみる。
# グラフサイズ調整(width,heightデフォルト=7)
options(repr.plot.width=4, repr.plot.height=4)
plot(x, y) # 散布図プロット
連続したデータを作りたいときは、コロンも使えるよ。開始値:終了値で。
print(1:10)
同じ値の繰り返しは、rep(値,回数)で作れるよ。
print(rep(3, 10))
連続したデータを一定の間隔で作る場合は、seq(開始,終了,ステップ)が便利だよ。
print(seq(10, 20, 2))
関数は組み合わせて使えるから、いろんなパターンで利用できるよ。
print(rep(c(1,2,3), 3))
print(rep(1:5, 2))
print(rep(seq(1, 10, 3), 2))
忘れそう。
次に、正規乱数はrnorm(個数)で作成できるよ。グラフの試しデータでもよく利用するから覚えておいてね。もし乱数種を固定したい場合はset.seed()を使えばOK。
set.seed(0) # 乱数種を固定する場合(シード値を指定)
print(rnorm(3))
正規乱数でプロットしてみる。
r <- rnorm(100)
plot(r)
プロットはできたけど...。ヒストグラムに変更できる?
ヒストグラムはhist()で簡単に描けるよ。
hist(r)
棒グラフはbarplot()で。
barplot(1:10)
円グラフならpie()で描けるよ(使う機会は少ないけど)。
pie_data <- c(5,10,20,30) # 円グラフ用のデータ
names(pie_data) <- c("A","B","C","D") # データ名を追加
pie(pie_data, clockwise = TRUE) # 円グラフ(時計回りに並べる)
足し合わせたデータは、cumsum()を使えば作れるよ。
print(cumsum(1:10))
正規乱数の値を足し合わせてグラフを描いてみる。
set.seed(0)
r_cumsum <- cumsum(rnorm(100))
plot(r_cumsum)
マーカーじゃなくて線で結びたい場合は?
線で結びたい場合は、オプションでtype="l"(エル)を指定すればOK。あと、線の太さはlwd、色はcol、線種はltyで指定できるよ。
set.seed(0)
r_cumsum <- cumsum(rnorm(100))
plot(r_cumsum,
type="l",
main="graph title",
xlab="x-label",
ylab="y-label",
col="red"
)
グラフのオプション設定は複数あるから、使いながら都度試していくことにしよう。
pythonのMatplotlibより簡単だといいなぁ...。
どうかなぁ?まだ分からないけど、練習してRを使えるようになろう!
ラジャー。
またね!
0 件のコメント :
コメントを投稿